記録映画アーカイブプロジェクト

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    終了イベントその12
    「戦後史の切断面(2)-1968・映像のコミューン」

    終了イベントその11
    「戦後史の切断面(1)-過疎・開発・公害の記録」

    終了イベントその10
    「フィルムを捨てないで!―記録映画の保存と活用」

    終了イベントその9
    「空に、地下にのびる都市ー東京オリンピック前の建設記録映画」

    書籍『記録映画アーカイブ1-岩波映画の1億フレーム』出版のお知らせ
    終了イベントその8
    「原子力発電と安全神話―原発PR映画を見る」

    映画「夢と憂鬱」
    文化庁映画賞を受賞

    終了イベントその7
    「吉野馨治と岩波映画」完成上映会

    終了イベントその6
    社会科映画と日本の民主化-発見された常総市コレクション

    終了イベントその5
    高度経済成長と地域イメージ―岩波映画『日本発見』を見る

    終了イベントその4
    おかあさんの民主主義

    終了イベントその3
    岩波映画の理科教室

    終了イベントその2
    イメージとしての開発~岩波映画・佐久間ダムを見る

    終了イベントその1
    岩波映画の一億フレーム
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戦後史の切断面(3)ー万博とアヴァンギャルド (終了しました)

記録映画のアーカイブを活用して、映像を用いた多様な研究・教育の可能性を再発見する連続ワークショップ。その第12回は「戦後史の切断面」シリーズとして、1970年の大阪万博のパビリオン映像を特集します。

高度経済成長真っ盛りの1970年、大阪で日本万国博覧会が開催されました。会場には約6500万人もの観客が詰め掛け、『人類の進歩と調和』をうたう祭典に酔いしれました。万博の各パビリオンでは、アヴァンギャルド芸術家による最先端の映像が、競って上映されました。

当時の日本人は万博でどんな未来を夢見たのでしょうか。今回の特集では、自動車館で上映された「1日240時間」(監督:勅使河原宏、脚本:安部公房)など、各パビリオンで展示・上映された貴重なマルチ映像の数々を発掘して上映します。

記録映画アーカイブ・プロジェクト第12回ワークショップ(終了しました)
「戦後史の切断面(3)ー万博とアヴァンギャルド」

日時:2014年3月1日(土) 13:30-18:00(開場は13:00)
場所:東京大学本郷キャンパス(赤門横)
福武ホール・ラーニングシアター(B2F)地図

主催:東京大学大学院情報学環(記録映画アーカイブ・プロジェクト) 
 
入場無料

プログラム

13:00- 開場・受付開始
13:30-
開会 
 総合司会:丹羽美之(東京大学)
13:35- 映画上映(約80分)

 『ニュース映画で見る日本万博』(1970年、10分)

 『希望ー光と人間たち』 東芝・IHI館
  (1970年、18分、監督:藤久真彦、岩波映画製作所)

 『1日240時間』 自動車館
   (1970年、30分、監督:勅使河原宏、脚本:安部公房)

 『スペース・プロジェクション・アコ』 せんい館
   (1970年、15分、監督:松本俊夫)

14:55 休憩
15:10-

制作者が語る(30分)

 坂口康(元岩波映画)   *急遽、吉原順平さんと交代となりました。
  「記録映画から展示映像の世界へ」

15:40-

パネリスト報告(各25分)

 友田義行(信州大学)
  「『1日240時間』と安部公房・勅使河原宏」
 筒井武文(東京藝術大学)
  「『スペース・プロジェクション・アコ』と松本俊夫」
 暮沢剛巳(東京工科大学)
  「パビリオンから観た日本万博」

16:55- 全体討論
 コーディネーター:吉見俊哉(東京大学)
18:00

終了

*今回上映する「スペース・プロジェクション・アコ」は科研費(24720048、代表:阪本裕文)の研究成果としてテレシネしたものです。